革の染色

革の染色へのこだわり〜染料と顔料〜|革製品ができるまで

皮を革に仕上げるために欠かせない「染色」。革のなめしの終盤には、染料や顔料を使って革を理想の色に近づけていきます。磨き上げられた職人技と各メーカーの個性が光る工程です。ポルコロッソレザーも発色を大切にしています。染色の工程をのぞいてみましょう。

革を理想の色に染め上げる「染色」の工程

染色は革の発色を決める大切な作業です。原皮をタンニンに漬け込んでなめし、加脂や乾燥、革漉き(革を薄くし、厚みを整える作業)を終えたら染色に移ります。

ここで要となるのが、革なめしの職人「タンナー」の熟練の技と研ぎ澄まされた感覚。革の微妙なちがいを見極めてどの革をどの色に染色するか仕分けたのち、美しい色になるように手作業で調整しながら色をつくっていきます。

革の色合わせ

写真は色を調整する「色合わせ」の様子です。薬品をどのように調合するかは、染め上げる人の感覚で決まります。各ブランドやメーカーの要望どおりの色に毎回仕上げるためには、繊細な職人技が必要です。気温や湿度、革の柔らかさや筋肉量によって発色が微妙に変化するため、その都度、量を加減していきます。

塗装も手作業でおこないます。より美しく鮮やかに発色させるために、色とツヤを加えていく工程です。

染料仕上げと顔料仕上げ

革を染めるときに使う塗料には、大きく分けて「染料」と「顔料」の2種類があります。

染料は染めても下地が見える塗料で、絵の具にたとえるなら水彩です。天然皮革の色味や血筋、シミなどの風合いを生かした仕上がりに導いてくれます。ナチュラルで透明感のある色合いになるため、やさしく温かみのある革ができあがります。エイジングに向いているのは染料で色をつけた革です。

一方の顔料は、革を色でコーティングしてくれます。絵の具にたとえるなら油彩です。顔料のみで染色すると革本来の表情や味わいは隠れてしまいますが、発色が鮮やかかつ均一で、傷がつきにくい素材に仕上がります。新品同様の色合いを長期間維持できます。

ポルコロッソレザー発色へのこだわり

ラウンドZIPトートバッグ

ポルコロッソレザーは染料に微量の顔料をまぜて染色しています。ベジタブルタンニンなめしの革は落ち着いた色味になりがちなので、ほんの少しの顔料を加えて鮮やかさをプラスしているのです。

本革トートバッグ

ふたつの塗料の良さを生かした絶妙なバランスを保つことで、天然皮革の風合いや個性はそのままに、色味の美しさが際立つ革に仕上がります。何十年にも渡って同じ色を維持できているのは、ひとえに職人たちのたゆまぬ努力のおかげです。

目に飛び込んでくる色の鮮やかさを楽しみつつ、経年変化で渋みやツヤを増していく革に親しみと愛情を感じていただけたらうれしいです。


革の色味は、職人たちの繊細な技によって支えられています。長い年月をかけて培われた知恵と感覚が、革の魅力となってあらわれているのです。新品の革の色にも使い込んだ革の色にも、それぞれの美しさがあります。色の変化を堪能しながら、革のある暮らしを満喫してくださいね。


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