財布のスナップボタンは修理できる?壊れたときの対処法やNG対応を解説
財布を使っていると、「スナップボタンが留まりにくい」「パチンと閉まらなくなった」などの不具合が起こることがあります。場合によっては、ボタン自体が外れてしまうこともあるでしょう。
この記事では、財布のスナップボタンの基本知識から、壊れる原因、応急処置や正しい対処法、やってはいけないNG対応までをわかりやすく解説します。
そもそも財布の「スナップボタン」とは?
財布のスナップボタンとは、指で押しつけて留めるボタンです。ボタンホールはなく、指で押し込んで留めます。スナップボタンにはさまざまな種類があり、財布についているものを「バネホック」と呼びます。主に革製品に用いられており、長財布のかぶせ蓋や小銭入れの留め具として使用されています。
バネホックの構造と特徴
バネホックは、凹パーツと凸パーツで1組になっています。凹パーツは上から見るとドーナッツのような形で真ん中に穴があり、2本の針金「バネ」がついています。穴に突起が入ると広がり、抜けると閉じる仕組みです。左右に開いたバネが、凸パーツの突起を挟み込んで固定します。
2本の針金のうち1本でも破損してしまうと、凹パーツと凸パーツの役割が果たせないため、ボタンを留められなくなります。もともと針金は湾曲していますが、針金のどちらかが取れたり破損したりして開きっぱなしになると、閉まらなくなります。
財布の「スナップボタン」が壊れる理由
財布のスナップボタン(バネホック)が壊れる主な原因は、使用を重ねることで生じる摩擦や金属部品の摩耗です。財布のスナップボタンは、使うたびにバネと凸パーツの間で摩擦が起き、凸パーツが少しずつ削れていきます。
繰り返しの摩擦によって削れることで、バネで突起を固定するのが難しくなり、外れやすくなります。また、凹パーツが回転してしまうとバネの向きが変わり、留めにくくなる場合があります。スナップボタンが摩擦や回転などにより破損すると、次第にボタンとして完全に機能しなくなるため注意が必要です。
財布の「スナップボタン」が壊れたときの対処法
スナップボタンは、破損の状態によっては修理の専門家への依頼が必要です。ここでは、対処法を解説します。
「スナップボタン」の向きを変える
壊れかけているスナップボタン(バネホック)は、向きを変えることで摩耗していない部分が噛み合い、応急処置として機能する場合があります。「パチン」と留まらないと感じるときは、使い続けるうちに、凸パーツがバネとの摩擦で削れてしまい、固定されにくくなっている状態です。凸パーツを90°回転させて向きを変えることで、しっかりと留まる可能性があります。
ただし、向きを変えることは応急処置であるため、状態が悪い場合は修理の依頼を検討しましょう。
プロに修理を依頼する
財布を長く使い続けるためには、プロに修理を依頼することが確実な方法です。スナップボタンが本体から浮いている場合は固定し直し、スナップボタンが傷んでいる場合は新しいものとの交換になります。財布の修理のプロは、スナップボタンの状態に応じて適切に修理をするため、安心して任せられます。財布修理は、正規店もしくは修理業者に依頼してください。
正規店に依頼する場合
ブランドものの財布が破損した場合は、正規店に修理を依頼しましょう。破損したスナップボタンでも、元のものと同じパーツを使用した修理が可能です。正規店に依頼すると、破損前と同じ状態になるように修理してもらえるため、デザインや質感などを損なわない点が大きなメリットです。
修理業者に依頼する場合
正規店以外であれば、財布の修理業者に依頼しなければなりません。修理業者の多くは、幅広い修理に対応しており、ノーブランド品であっても受け付けています。ただし、金具にブランドのロゴが入っている場合、同じものへの付け替えができないため、注意が必要です。また、業者によって修理費用が異なるため、複数の業者に見積もりを依頼して比較するとよいでしょう。
やってはいけない!「スナップボタン」が壊れたときのNG対応
スナップボタンが破損した際は、自己判断で修理してはなりません。ここでは、NG対応について解説します。
接着剤でつける
財布のスナップボタン(バネホック)が、外れてしまった場合、接着剤ではつけられません。スナップボタンは、反射板(ボタン裏側の金属パーツ)と凹パーツで生地を挟んで、打ち具という道具を使って固定しています。接着剤ではボタンとしての強度を保てず、すぐ外れてしまうため、使用は避けてください。また、周りの革が白く硬くなってしまう点にも注意が必要です。
放っておく
スナップボタン(バネホック)が破損した場合、放っておくと周囲の革まで破損してしまう可能性があります。凹パーツや反射板などは金属でできているため、ボタンが外れた部分の縁はギザギザしています。破損したまま使用すると、革や生地などの破損につながるため、修理を依頼しましょう。
他にもある!財布に起こりやすいトラブルと対処法
財布には、ボタン以外の破損やキズなどのトラブルがつきものです。ここでは、対処法を解説します。
ファスナーが壊れた
財布のファスナーは使用頻度が高いため、トラブルが多い傾向にあります。たとえば、ファスナーが動かない、固くて開閉しにくくなるといった状態が挙げられます。潤滑油を塗ったり、ペンチでスライダーの隙間を調整したりすると改善する可能性がありますが、ファスナーが破損している場合は修理業者に依頼しなければなりません。
財布本体が壊れた
ボタンやファスナーだけではなく、財布本体の縫い糸がほつれたり、縫い目が裂けたりすることもあります。本体の修理は縫い直しが必要になる場合があり、自力での対処は難しいため、修理を依頼しましょう。
財布の状態によっては、全体を分解して新しい布に張り替えなければなりません。専門技術が必要であるため、財布本体が破損したら、プロに相談することをおすすめします
革の擦れキズが気になる
財布は長く使ううちに、擦れキズが増えるものの、革の財布の小さな擦れキズであれば、自分でお手入れをして目立たない状態にできます。気になる部分のお手入れは、以下の方法があります。
1.革用クリーナーで擦れキズの汚れを拭き取る 2.柔らかめの布を使って革用クリーナーの残りを拭き取る 3.レザーコンディショナー(革用保革クリーム)を塗布する 4.別の布を使ってレザーコンディショナーを拭き取る
ただし、キズが大きく目立つ場合は、プロの修理業者に依頼しましょう。
上質なものを長く使いたいなら「ポルコロッソ」
ポルコロッソは「20年後、息子に譲るモノ」をコンセプトに、愛情を注ぎながら、長く手元に置いておきたくなる革アイテムを取り揃えています。ポルコロッソの革財布は、こだわりのオリジナルレザーを使用し、すべて職人の手作りで生産しています。注文を受けてから、熟練した職人が一点一点丁寧に仕上げるため、大量生産とは一線を画した品質が特徴的です。
定番の長財布や2つ折り財布をはじめ、ミニマル思考のコンパクト財布など、さまざまな革財布を取り揃えています。シンプルかつ上品なデザインで、長く使える革財布をお選びいただけます。
お使いいただく限り修理対応
革はメンテナンスを続ければ長持ちしますが、金具は必ず摩耗し、いずれは破損します。そのため、財布を長く使うためには修理やメンテナンスが必要です。「ポルコロッソ」で購入した製品は、お使いいただく限り、いつでも修理対応をします。ただし、ブランドごとに補償の対象期間が異なるため、事前に詳細を確認したうえで、修理を依頼することをおすすめします。
まとめ
財布のスナップボタンの破損は、向きを変えることで応急処置ができます。破損の状態によっては、ボタンの取り替えが必要になり、そのまま使い続けると財布本体の破損にもつながります。財布を長く使うために、プロの修理業者に依頼しましょう。
ポルコロッソは、自社による一貫した「企画・製造・販売」で革財布を提供します。受注生産型のカスタムオーダーにより、お客様のこだわりやライフスタイルに合った、独自性の高い商品の提供が可能です。製販一体型であるため、何年たっても商品のメンテナンスに素早く対応できます。ぜひ利用をご検討ください。
~監修~
部署:
監修者:池田 達昭
執筆者の略歴(職務経歴、保有資格、受賞歴など):
執筆者のSNSのリンク:https://www.instagram.com/porco_rosso_ec/

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